中条は、長野市西部、標高1337mの虫倉山の麓にある山里です。
2010年、中条村が長野市と合併し、長野市中条地区となりました。
長野駅と白馬村や大町市といった北アルプス山麓との中間地点にあります。
傾斜地を利用した棚田が点在し、
日本の原風景が今も残ります。
また、昔から大豆や小麦の栽培が盛んで、
「醬油豆」や「おやき」、「おぶっこ」(うどん風な麺)といった
食文化が残っており、醤油や味噌を作っている方もたくさんいます。
また、あちこちで梅や柿の木が見られ、
梅干しや干し柿など、その家独特の味で作られています。
冬が近づくと、野沢菜を漬けます。
漬け方はその家独自のやり方があります。